先日、セレナのカーナビにHDMI出力ケーブルを接続しました。
「フリップダウンモニターにしようか? ヘッドレストモニターにしようか?」
悩んでおりましたが、結局
「ヘッドレストモニター」
を取り付けることにしました。
私がセレナ(C27型)に取り付けたヘッドレストモニターはこちらです。
ALPINE(アルパイン) 9型WSVGAヘッドレスト取付け型リアビジョン・1台 SSA9S
国内メーカー「アルパイン」のヘッドレストモニターを購入しました。
フリップダウンモニターを断念した理由
もしフリップダウンモニターを取り付けることが出来れば、セレナのような3列シートのミニバンでも後ろの席に座った人全員がモニターを見ることが出来ます。
しかし以下のようなデメリットもあります。
- 取付が少々難しい(天井くり抜いたりなど)
- バックミラーの視界を遮る場合がある
- 値段が高い
私が一番引っかかったのは「バックミラーの視界を遮る」ことです。
我が家は、下の娘がまだ回転式チャイルドシートで後ろ向きに座っており、その様子をヘッドレストにつけたミラーで、バックミラーごしに確認したりしています。
フリップダウンモニターでバックミラーの視界が遮られてしまうと、後席のこどもの様子が確認できなくなってしまいます。
また、バックミラーの視界そのものが遮られてしまうこと自体も、少し不安がありました。
セレナの天井からメジャーをあてて、私の座席位置から見るバックミラーの状態を確認してみたところ、だいたい天井から20cmくらいまでの位置が限界です。
まともにフリップダウンモニタをつけると、視界を遮りそうなので諦めました。
「ひとまず上の娘が運転席の後ろの席でテレビが見れればいいや」
ということで、ヘッドレストモニターを取り付けることにしました。
アルパインのヘッドレストモニターを選んだ理由
ネットでヘッドレストモニターを検索すると、安いもので12,000円くらいから販売されていたりします。
「なんだ。こんなに安く付けることが出来るの!」
と思いますが、レビューを見るとすぐに故障したりする書き込みが多かったです。
たいてい安いヘッドレストモニターは海外製です。
「安かろう悪かろう」
になってしまうとかえって高くついてしまいます。
海外製に比べるとお値段高めですが、それでもフリップダウンモニターよりは安いし、やはり国産メーカーのほうが安心できるのかな?という感じがしました。
また、必須の機能として
- HDMI入力系統があること
- オートディマー機能(自動明るさ調整機能)があること
があることが条件で、アルパインの「9型WSVGAヘッドレスト取付け型リアビジョンSSA9S」を購入しました。
画面の大きさは9インチで十分
アルパインの「9型WSVGAヘッドレスト取付け型リアビジョンSSA9S」という9インチの画面サイズのヘッドレストモニターを購入しましたが、アルパインからは大きいもので11インチの画面サイズの商品も販売されています。
「画面が大きいほうが見やすいのでは?」
と一瞬思いましたが、現在車で使っているナビのモニターサイズが9インチで、それよりもでかくなると「結構大きいなぁ~」という感じになりそうなのと、ヘッドレストからこどもが座る席の間の距離がそれほど離れていないため、「9インチでも十分」と判断して購入しました。
実際取り付けてみたところ、9インチがちょうどよいサイズでした。
取り付けてみる
ACC(アクセサリー)電源を分岐して電源を取る
アルパインのヘッドレストモニターの電源は、車のACC(アクセサリー)電源ヒューズから取ります。
私のセレナは、すでに「ドライブレコーダー」でACC(アクセサリー)電源ヒューズを使用しております。そのため、さらにACC(アクセサリー)電源を取ろうと思うと、何らかの形で分岐させてやる必要があります。
そこで、こんなものを購入しました。
エーモン AODEA(オーディア) 低背ヒューズ電源 15Aヒューズ差替用 2047
15Aの2分岐加工の低背ヒューズです。
これで電源を分岐して、「ドライブレコーダー」と「ヘッドレストモニター」の電源をそれぞれ取り出そうと思います。
現在のACC(アクセサリー)電源用ヒューズの状態がこんな感じ。
これを外して取り替えます。
「さて、分岐できたのでまずはドライブレコーダーへ接続・・・」
と思ったのですが、ここでアクシデントが・・・
「分岐のギボシ端子が小さすぎて、ドライブレコーダーの「管ヒューズ」にくっつかない」
ドライブレコーダーの配線の途中には5Aの「管ヒューズ」が付いており、この「管ヒューズ」の部分で分岐のギボシ端子と繋ぎ変えればいいと思っていましたが、サイズが全く合いません。
「ん~。非常に困った・・・」
仕方がないので、分岐のギボシ端子のビニールのカバーを取り、金属端子の輪っかを無理やりペンチで押し広げ、「強引に」ドライブレコーダーの「管ヒューズ」へ接続しました。
車のエンジンをかけてみると、無事にドライブレコーダーが起動しました。
「一応動いたので、分岐ヒューズの取付はこれでよかったかな・・・」
ひとまずOKとします。
ヘッドレストモニターの電源ケーブルとHDMIケーブルの接続・配線
ACC(アクセサリー)電源を分岐させたので、今度はヘッドレストモニター側の電源コードとHDMIケーブルを接続します。
アルパインのヘッドレストモニタの電源ケーブルはギボシ端子接続となっているので、先ほど分岐したギボシ端子に接続できます。あとはアースを取ります。
HDMIケーブルは3メートルの長さのものを購入しました。
先日カーナビに取り付けたHDMI変換ケーブルに接続します。
電源ケーブルとHDMIケーブルの配線は、フロアマットの下を配線していくことにしました。
上の写真では電源ケーブル接続前ですが、電源ケーブルも同様です。
もうだんだん面倒くさくなってきたので、これでいいです。
そんなに目立たないと思います。
セレナは可動式のコンソールボックスがあり、コンソールボックス移動のためのレールがあるので、移動に支障がないよう配線します。
助手席グローブボックスの下に、配線が色々と余ってしまうのですが、こちらも面倒だったため、助手席のフロアマットの奥に押し込みました。
助手席の人が普通に座る分には、足で配線をひっかけない位置です。
ヘッドレストモニター本体取付
「ヘッドレスト取付ベース」を取り付けます。
車種によってヘッドレストのシャフト幅はマチマチですが、
- シャフト径:12.5mm~14mm
- シャフト内側間隔:90mm~155mm
まで対応しています。
あとは、取扱説明書に従って取付を行い、エンジンをかけると、
無事に映像が映りました。
HDMIから取る映像は、動画再生とかテレビの映像は出力されますが、ナビの地図画面などは出力されません(カーナビ本体による)。
ドライブレコーダーも起動しておりますので、電源の分岐も無事に出来ました。
アルパインの「9型WSVGAヘッドレスト取付け型リアビジョンSSA9S」は、上下2段階のモニタ位置調整ができます。
私のセレナの場合は、運転席背面にテーブルがあるため、「取付ブラケット」を下のほうに付け替えました。
取付を終えて
このあと、こどもを載せてドライブしましたが、普通にモニターを見ておとなしく座ってくれていました。
これから遠出をするときに重宝しそうです。
ただ、我が家はこども2人なので、下の娘が大きくなってきたときに、
「モニターをもう一台買うのか?今のモニターをなんとか中央で見れるように工夫するか?」
を検討しないといけないかなと思います。
オートディマー機能(自動明るさ調整機能)については、
モニターとこどもの目の位置が近いこともあり、目が悪くなってしまうといけないので、
昼間でも一番暗い設定にしておくことにしました。
この明るさでも十分です。
結局「オート」ディマーではない使い方になってしまいました。
また、
「エンジン始動時に電源が入る」
状態になっているので、別途手元で電源をON/OFFできるスイッチを取り付けたいなと思いました。
これは今後しばらく使用してみて考えたいと思います。
ALPINE(アルパイン) 9型WSVGAヘッドレスト取付け型リアビジョン・1台 SSA9S
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