運転中に時々、前の車のテールランプが消えているのを見かけることがあります。
テールランプの球切れって、自分ではなかなか気づかないよな〜。
といつも思うのですが、実はテールランプの球切れは「整備不良」とみなされ、「道路交通法違反」となります。
そのため速やかに直す必要があります。
ところで、最近の車はテールランプに複数のLEDライトの組み合わせで1灯となっている車もよく見かけるようになりました。
ふと先日、
片側のテールランプに20個のLEDライトが使われている物で1個のLEDライトだけが球切れしている場合でも違反になるのだろうか?
という疑問が湧いてきました。
LEDライト1つだけが球切れしていても、一応両サイドのテールランプは遠方から見えなくもないからセーフなのかな?それともやっぱり「整備不良」のうちに入ってアウトになるのかな?
ちょっと気になってしまったので、この機会に調べてみることに。
LEDテールランプはLED ライトが1球でも切れていたら車検に通らない
最近増えてきたLEDテールランプは、「複数のLEDライトの組み合わせでテールランプ1灯」となっていることが多いです。
結論を言うとLEDライトの1つが球切れしていても「厳密にはアウト」。
その根拠についてですが、道路輸送車両法47条に
と定められています。
実は、テールランプのLEDの球切れは1個であっても、この保安基準を満たしていることにならず、車検も通りません。
車検に合格しないランプの状態で車を運転することは「整備不良(尾灯等)」という状態になります。
そして、道路交通法62条に
とありますので、
テールランプが整備不良である状態で走行することは「道路交通法違反」ということになり、お巡りさんに止められてしまう可能性も。
100%違反切符を切られるとは言いきれませんが、お巡りさんによっては指摘されたら違反切符を切られる可能性があります。
ちなみに検挙された場合、違反点数は1点。
反則金も以下のように課されます。
- 普通車:7,000円
- 大型車:9,000円
- 二輪車:6,000円
- 原付・小型特殊車両:5,000円
LEDテールランプを修理する手段
LEDテールランプを修理するには、以下の手段があります。
- 自分で基盤を取り出し、LEDライトを打ち替える
- カーディーラやLED専門修理業者に依頼する
LEDテールランプを修理しようと思った時は、自分で修理する方法を考えるよりも
ディーラーか修理業者さんに直しもらおう。
と考える方が多いのではないでしょうか。
しかし、DIYが好きな方の中には
なんとか自分で直せないかな~?
なんて思う方もいるでしょう。
自分で基盤を取り出し、LEDを打ち替える
実は、自分でテールランプの基盤を取り外すことができる方であれば、基盤に付いているLEDライトを外して新しい物に交換して直すことができます。
これをLEDの「打ち替え」と言います。
LEDライトはとても小さな部品で、プリント基板に「はんだ付け」されています。
そのため、LEDライトの打ち替えには「はんだ」と「はんだごて」が必要です。
LEDライトはネット通販やカー用品店で買うことができます。
自分でLEDライトを打ち替える場合の注意点
自分でLEDライトを打ち替えるには、はんだごてで今付いているLEDライトのはんだを溶かして外し、新しいLEDライトをはんだ付けします。
Youtubeでも、修理動画がいくつかアップロードされているので、「動画を参考に自分でもできそうかも」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、気を付けて作業をしないと取り返しのつかない事態になってしまうこともあります。
LEDの打ち替え作業はプリント基板上で行うのですが、プリント基盤には細かな回路が張り巡らされているため、はんだごてで誤って回路を損傷すると、基盤そのものが壊れてしまい修復不可能になる場合があります。
直すつもりが壊してしまった!
となっては本末転倒なので、自分でLEDライトの打ち替えを行う場合は細心の注意を払って行いましょう。
カーディーラーやLED専門修理業者に依頼する
LEDテールランプを自分で修理する自身のない方は、カーディーラーやLED専門修理業者に依頼するのが安心です。
まず大半の方は自分で修理するのはハードルが高いため、カーディーラーに依頼するのではないでしょうか。
そしてカーディーラー以外にも「車のLED専門修理業者」というのも存在し、LEDテールランプの打ち替え修理の対応をしていただけるところもあります。
また、業者さんの中にはLEDテールランプの修理のみならず、タコメーターやエアコンパネル部分のLED照明の修理をしたり、「LED照明そのものの色を、純正のものから”お客様の好みの色にカスタマイズ”」するなどの対応もされており、「LED打ち替え」を得意としている業者さんもあります。
例えば神奈川県にあるModest(モデスト)。
MODEST(モデスト)は、車・バイクのLED打ち替えやテールランプ修理を専門に行っている業者さんです。
もともとは1981年より電子機器製造を請負っている会社で、LEDを含む電子機器製造のノウハウを生かして車・バイクのLED打ち替えカスタムやテールランプ修理を行っています。
プリント基板への施工に関しては、約40年にわたり培った高い技術力があり、丁寧な仕事が定評です。
カーディーラーや修理業者さんの中には、LEDテールランプの修理を依頼するとLED1球だけが球切れしててもユニット(ASSY)自体の交換となってしまうところもありますが、MODEST(モデスト)ではユニット(ASSY)ごとの交換ではなくLED1球からでも交換作業をしてくれます。
車種や故障状態によってはユニット交換(ASSY)より安く済むことも。
また、LEDライトのプリント基板への施工には、高い難易度が要求される場合もあるため、もしLEDテールランプの修理をLED専門修理業者へ依頼するのであれば、MODEST(モデスト)のような高い技術力のある業者さんへ依頼したほうが安心です。
車・バイクのLED打ち替えとテールランプの球切れ修理ならMODEST(モデスト)へ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまでの内容をまとめると、以下の通りです。
- 車のテールランプの球切れはLEDライト1個が切れていても整備不良なので、すぐに修理が必要
- 修理はカーディーラーまたはLED専門修理業者へ依頼する
- LED専門修理業者へ依頼する場合、高い技術力のある業者さんへ依頼する
車のテールランプの球切れは、第3者から指摘されない限りはなかなか気づかないものです。
出来れば1ヶ月に1回くらいは自分で確認するようにしましょう。
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